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第4章 驚きの再会相手は・・

ビールを飲み干した伊知子は
次はカクテルねとカラのグラスを潤平に手渡す。

「じゃあとっておきの・・（再会）って名前のカクテルがあるんだけど、それにする？」

３本ほどの酒瓶をカウンターに並べてみせる。
よく知らない酒もあったけど、飲んでみる！と伊知子が子供の様に手をあげると
瞳も一緒になって手をあげた。

「二人分ね？」

潤平がグラスを２つ並べてからシェイカーを振る。
出来上がったカクテルはほんのりピンク色で、
女心を浮き立たせる様な華やかさだ。

そのカクテルを２人の女の前に並べてから、
改まった態度で瞳と伊知子にそれぞれ顔を向けてから、
実は、と口を開いた。

「二人とももう再会を果たしてるんだよ」