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契約的束縛ー羞恥公開調教
第9章 調教師の心
「・・・
もう安定しましたし、美波が作ってくれた食事、食べなければ‥」
せっかく美波が作ってくれたと言うのに、食べないで返せば美波が悲しい顔をする。
「・・・
これは、確かオムライスでしたか??」
置いて行ったオムライス、料理本で見た事はあったが、少し違うような?
とりあえず温めてから食べようと、オムライスを持ってキッチンへと向かう。
『あっあっあぁぁっ!!』
「・・・??」
美波の声、それも喘ぎ声。
だが此処は主催の部屋。
『あぁぁぁっっっ!』
(やはり美波の‥
という事は主催が??)
もう少し耳をすませば、部屋の中の音を完全に拾えるだろう。
「・・・・・いいえ」
・・選ぶのは美波自身・・
そう思い、主催の部屋を通り過ぎて、私はキッチンへと入った。
美波が作ったオムライスは美味しく、漸く体調回復したというのに、全て食べてしまった、私でも少し現金だとは思う。
「・・・
誰を選ぶのかは美波次第‥
ですが、待てますよ私は、何時まででも・・・」
それが私なのだから、美波をこの手にするまで、何時までも待てる。
美波が私の話に乗ってくれるのなら、私は何処までも美波を待つ。
どれだけの時間が掛かろうとも・・・・・