パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第29章 あとがき

美波を口説く時は俺様だったけど、最後の最後に皆を守る為に動いた、櫻澤さん


硬派で真面目で一番の年上だが、ずっと美波を見守り続けた、本郷さん


暗い過去から立ち上がり、美波に心開き美波に心酔していた、宮野さん


美波を守りたい一心で、血の契約を交わしパートナーとして、美波を守ると誓った、仁科さん


そして・・・


皆との別れに、後ろ髪を引かれながらも、仁科と日本を離れた、美波



このラストで良かったのでしょうか？？



『契約的束縛･羞恥公開調教』をお読み頂き、本当にありがとうございます。


初めは、普通の調教ＳＭ物として書き初めました。


ですが、それでは官能一辺倒で作品に深みが出ないと、途中から進路変更。


全体的テーマは『心』


美波そして男達の心模様、それが今回一番追求した内容。


各キャラ個性的な性格設定に変え、それぞれに深く暗い過去を付け加えたのが、作者の最終判断です。


この展開、この終わり方に、不服な読者様もおりますでしょう。


櫻澤とくっ付いて、ハッピーエンド。
これも１つの方法だったかも知れません。


本当に初めは、櫻澤エンドを目指していましたから・・・


ですが、話が進むにつれ、何かが違うと‥‥本当に１人を選ばせるのが良い事？？


こう疑問に思い、マルチエンドでは無いですが、ギリギリラインまで全員エンドを目指してみました。


それをどう解釈するのかは読者様次第です。


本当に美波は、こう思っていたのか？


櫻澤は？
本郷は？
宮野は？
仁科は？


それぞれに、個々の思いはあったと。
それを曲げてでも、美波が望む５人一緒を選択した‥‥とは思います。


それを上手く表現出来たかどうか、それは作者自身も謎のまま。
でも全力を出したとは思っています。





彩華史上最多のPVや栞、またレビューを頂き、泣ける程、感謝の気持ちでいっぱいです。


もしかしたら続編を書くかも知れません。
ですがそれは、また別の形になるとは思います。


本当に最後まで、稚作を読んで頂き、ありがとうございました。


言い尽くせない感謝を込めて・・・



彩華鞠
2017.4.11本編了
2017.11.18改稿