この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
契約的束縛ー羞恥公開調教
第10章 美波の心



「・・・・美波」


イッた余韻にまだビクビク震える躰を、仁科さんは暫くキツく抱き締め、収まる頃に漸く腕を離した・・・



「さあボディソープを流してしまいましょう‥
それに頬のガーゼも濡れてしまいましたから、取り替えなければいけませんね」


「・・・・・はい」


躰中の倦怠感に、シャワーのお湯が気持ち良い。
全て洗い流されて、私はバスタオルに包まれ、仁科さんの手でベッドに運ばれた。



「少し待っていて下さい、着替えと後薬箱を持って来ますから・・」


そう言って、仁科さんは濡れた服のまま出て行っちゃった。





「・・・私・・・」


ベッドに座りながら、先ほどの仁科さんの言葉を考えてしまう。



(みんな、私が好き‥‥)


仁科さんも、本郷さんも、宮野さんも、そして櫻澤さんも・・・


好かれる事は悪い事じゃないと思う。
だけど1人だけを選ぶって、それも選択は私にあるって。



「そんなの・・・無理・・・」


少しだけ触れた、みんなの心は温かい。
それぞれ個性的だけど、それぞれ温かさが違うけど。


でも、温かいという心は全員同じ・・・



「・・選べないよ、私には・・・」


私は契約で此処に居るけど、此処のみんなは好き、誰なんて関係なく、みんなが好きだと思う・・・・・



/820ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ