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契約的束縛ー羞恥公開調教
第14章 MでありSであり
契約上、私の調教は後2回で終わり。
そう思っていたら、櫻澤さんが昼から調教をやると言い出した。
「珍しいですね?」
「まあな‥
昼間じゃないと出来ん内容だ」
呼ばれたのはリビングキッチン、でもどうして此処?
今までは必ず、2階の調教部屋と呼ばれる、あの場所だったのに。
こんなのは初めて。
「・・・本郷」
「はい主催‥
美波服を脱げ‥‥」
「・・・はい・・・」
命令は絶対。
場所が何処であろうが、それが調教だったら私は従う。
ハラリとメイド服を脱ぎ落とし、日の光の中、私は本郷さんの前へ立つ。
「先ずは‥‥」
カチャカチャと、久しぶりに皮の手枷足枷を付けられた。
「そのまま庭に出るぞ‥」
「えっ庭?
・・・外??」
「そうだ・・・」
手を引かれ、リビングキッチンの広い窓から外。
約2ヵ月振りの外・・・
(・・・外って、こんなだった??)
時々車が走る音‥
吹き付ける風‥
それに風の匂い‥
久しぶりの外の感覚は、逆に私を不安にさせる。
「此処で良い‥」
そこには、洗濯物を干すような物干し竿みたいな棒が、上下に2本縦に設置してある。