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契約的束縛ー羞恥公開調教
第17章 魅了の調教師

「だからこそ、こんな事を仕組みました‥
美波が中央の手に渡れば、物珍しさ故の飼い殺しかスパイ、それは見えていましたので‥
私のパートナーという立場ならば、中央は美波に手を出せない、私は中央では無く本部の方ですから」
「本部??」
「同じCross selsでも、中央とは別組織、そして権限は本部の方が上‥
宗教色が強いんです、元々本部‥‥正確には本部遺跡は、太古の遺跡と遺物、そして私のような希少種を守る為の組織、それが本当のCross sels、今の中央の方がオマケですね」
という事は、中央より仁科さんの方が上?
だから私を巻き込んだ、守る為に。
仁科さんの話を聞いていたら、これが一番最良の選択だったってハッキリ分かる。
「本当に・・・
仁科さんは私を守ってくれる‥
私は本部の方になるんですね、誓約の時に自由と言われた理由がやっと分かった」
あの時、確かに別の方、更に上からと言われた。
それは仁科さんが手を回して、本部を動かしたのが本当の理由だった。
「少々力押しでしたが、それで美波が此処に居る事が出来るのなら、私はそれで十分です、私は美波の願いを叶えたかっただけでした」
「仁科さん・・・」
「・・・ラシード・・・」
「え!?」
「ラシード・クルス‥
それが私の本名です、あまり呼ばれるのは好きではありませんが、美波にだったら構いません」

