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契約的束縛ー羞恥公開調教
第20章 大いなる保護と罠
「東条‥‥」
「東条‥‥ですか‥‥」
「あれだろ?
もう1人の主催だよなぁ‥‥」
一夜明け、今日の調教の打ち合わせの間に、昨日の上杉組との事と、東条遭遇の報告。
「あまり良い噂は聞かない人物ですね」
「ああ‥
組織的には向こうがデカいが、商品の質は並‥
完全に調教用と売買用を分けている、それに記憶操作も中途半端で、たまに買い手とトラブルになる事もしばしば‥‥」
「だが、商品供給率としては、向こうが遥かに上‥
そう言いたいんですか主催?」
「そうだな本郷‥
数勝負だったら、こちらが負ける、質はこちらが上だがな」
本郷の言う事は最もで、向こうの規模は俺の所の数倍以上。
殆ど拠点を変えず広島近辺に根付き、広範囲に商品を集め、殆ど流れ作業に近い状態。
「という事は、上杉組とも繋がっていると?」
「その可能性が高い‥
暫くは上杉組で我慢するとして、追々別の組に仕事を回すつもりだ仁科」
「で、一番の問題は、美波が目を付けられただよなぁ‥
何で美波だよたくっ!」
「そこは俺も同意見だ宮野‥
随分と美波を煽って行ったからな、暫く東条達の行動から目を離せん‥
と、言いたいが、俺の方は探りにまで割ける人材が居ないのが現実だ」