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契約的束縛ー羞恥公開調教
第25章 衝撃的連鎖ー主催の判断

「その力を持っているから、盟主と呼ばれるのか?」
「ええ、そうです」
「じゃあさ、空とか飛べる訳!?」
「私が使えるのは、自然の中にある力のみ‥
風の力を上手く使えば、空高く上がる事は可能だとは思いますが‥‥飛べませんよ宮野・・・」
どうして、力と空を飛ぶが直結されるのやら。
映画なんかの見過ぎなのか?
「だがな仁科、美波も使ったな力を?」
「・・・
そうですね、美波も使えますし、現時点で私と同じ盟主です‥
私が‥‥巻き込みました、中央から美波を守る為に美波に力を与え、私と同じ特殊な存在になるよう計画しましたから」
「・・・それで良かったのか美波??」
「仁科さんが出した条件に、私が同意したんです、後悔は一切していません、変ですか本郷さん?」
「・・・美波、そうか後悔していないか・・・」
美波から私やった事に対して、本当はどう思っていたのか。
此処までハッキリ聞いたのは、初めてかも知れない。
ハッキリ、一切後悔していないと美波は言い切ってくれた。
その言葉だけで、私はどれだけ救われるのだろう。
「盟主ってさ、もっとこう怖いイメージを持ってたけど普通――」
「権力と力以外は、確かに普通だな」
「・・普通・・
それは初めて言われました、大概の人間は恐れますので・・・」
本郷さんも宮野も、そこまで頓着していない様子。
何年も一緒にいるせいか、2人の性格のせいか、こういう反応は初めての感覚。

