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契約的束縛ー羞恥公開調教
第25章 衝撃的連鎖ー主催の判断

『主催の好きにさせる為ですよ・・』
主催がボタンを押したのを見た、という事は残り5分。
「お前が逃げなきゃ、意味が無いだろうが」
「その前に、警察に踏み込まれます‥
今は私が抑えていますけどね、爆発するまでは、誰1人此処に入れる気はありませんので」
主催の前まで歩き、目線を同じくする為に、主催の前に座り込んだ。
「お前まで巻き込まれるぞ?」
「その心配はありませんので主催」
爆風も火も、私に取れば些細な事で傷付く事も無い。
「・・全く・・
仁科、お前は此処に来た時から主催としか呼ばなかったな?」
「おや、そうでしたか?」
「ああ‥‥
最後くらい名前で呼べ‥‥」
意識が朦朧?
今更こんな話を振って来るとは、既に意識が混濁している??
「ふぅ、分かりました‥‥櫻澤さん、これで良いですか?」
「ああ‥‥
初めて呼んだな仁科‥‥」
「・・ラシード・・
ラシード・クルス、私の本名です‥
お互いでしょう?」
「ラシードか‥
本当にハーフなんだな」
自分から人に本名を教えたのは、美波に次いで2人目。
何故か本名で呼ばれたくなった、あれだけ呼ばれる事を否定していた筈なのに、私にも分からない感情。

