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初めての浮気
第1章 不適切な場所

『・・私たち・・とうとうこういう所に来ちゃったね。私・・自分が浮気するなんて、夢にも思っていなかったのに・・・』
【ん? ちょっと待ってて。今 美味しいコーヒー入れてるから】
『なんでMさんは、そんなに普通で居られるの? 私なんてすごくドキドキしてるのに・・それって余裕? それともこんな事に慣れてるの?』
私はラブホテルのソファーに座る彼女の前に入れたてのコーヒーを差し出しました。
【余裕なんかじゃないよ。僕だって奥さんみたいにキレイな女性とこんな場所に来てるのだからドキドキしてるに決まってるでしょ。でもね。確かにこの前、キスはしたけど、まだ浮気未遂の段階なんだから、もしも奥さんに迷いがあるなら、このまま何もせずに帰っても構わないんだよ。僕はそんな事で不機嫌になったりしないからね。だからさ。コーヒーでも飲んで落ち着いて考えてもらおうと思って。さあ 冷めないうちに・・】
『ううん。迷ってなんていないの。初めてのMさんと会った時、すごくステキな人だなぁって思ったけど・・お仕事で来ている人だからって。でも、それから時々、Mさんがマンションに来てくれるようになって・・だんだんそれが待ち遠しく思えて・・初めてのランチに誘ってくれた時、ホントに嬉しかったもん。それからMさんの事ばかり考えるようになって・・何だか自然の成り行きって感じで・・でも・・男の人って普通はこうじゃないでしょ? こういう場所に来たら、いきなりキスしたり、ベッドに押し倒されたりするのかと思ってだもん。なのにMさんは違うんだね。私を気遣ってくれて・・』
【だって・・・僕は無理なんてしたくないし、奥さんにも無理はさせたくないから・・・】
『いつも優しいんだね。だから好きになっちゃったのかも・・』
【奥さんみたいな美人にそんなこと言われたら照れちゃうよ 】
『あっ! 可愛い! ホントに照れてるぅ(笑)』
【アハハ(笑)やっといつもと同じ、可愛い笑顔に戻ってくれたね】
『そうだね。いつもと同じだね。何だか肩の力が抜けちゃった』
【うん。こうして奥さんが笑ってる顔が好きだなぁ】
『私もMさんの優しく笑ってる顔が大好きよ』
【く〜っ 照れるっ (笑)】
『(笑)バ〜カ! 』
【ん? ちょっと待ってて。今 美味しいコーヒー入れてるから】
『なんでMさんは、そんなに普通で居られるの? 私なんてすごくドキドキしてるのに・・それって余裕? それともこんな事に慣れてるの?』
私はラブホテルのソファーに座る彼女の前に入れたてのコーヒーを差し出しました。
【余裕なんかじゃないよ。僕だって奥さんみたいにキレイな女性とこんな場所に来てるのだからドキドキしてるに決まってるでしょ。でもね。確かにこの前、キスはしたけど、まだ浮気未遂の段階なんだから、もしも奥さんに迷いがあるなら、このまま何もせずに帰っても構わないんだよ。僕はそんな事で不機嫌になったりしないからね。だからさ。コーヒーでも飲んで落ち着いて考えてもらおうと思って。さあ 冷めないうちに・・】
『ううん。迷ってなんていないの。初めてのMさんと会った時、すごくステキな人だなぁって思ったけど・・お仕事で来ている人だからって。でも、それから時々、Mさんがマンションに来てくれるようになって・・だんだんそれが待ち遠しく思えて・・初めてのランチに誘ってくれた時、ホントに嬉しかったもん。それからMさんの事ばかり考えるようになって・・何だか自然の成り行きって感じで・・でも・・男の人って普通はこうじゃないでしょ? こういう場所に来たら、いきなりキスしたり、ベッドに押し倒されたりするのかと思ってだもん。なのにMさんは違うんだね。私を気遣ってくれて・・』
【だって・・・僕は無理なんてしたくないし、奥さんにも無理はさせたくないから・・・】
『いつも優しいんだね。だから好きになっちゃったのかも・・』
【奥さんみたいな美人にそんなこと言われたら照れちゃうよ 】
『あっ! 可愛い! ホントに照れてるぅ(笑)』
【アハハ(笑)やっといつもと同じ、可愛い笑顔に戻ってくれたね】
『そうだね。いつもと同じだね。何だか肩の力が抜けちゃった』
【うん。こうして奥さんが笑ってる顔が好きだなぁ】
『私もMさんの優しく笑ってる顔が大好きよ』
【く〜っ 照れるっ (笑)】
『(笑)バ〜カ! 』

