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初めての浮気
第6章 春・・
彼女は優しい目をして私を見つめながら、私の頭を撫でてくれたのです。


【いつもと逆だね・・(笑)】


『私はいつもMさんに頭を撫でてもらってたから・・今日は私がなでなでしてあげるの。ミッシェル・ブラスのディナーもいいけど・・私はこうしてMさんとの時間を過ごせるなら、おにぎりやサンドイッチでも構わないのよ。明日はどこにも行かずに、ずっとこのお部屋で一緒に過ごしていたいな。』


【うん。それもいいね。ホントにR美に甘えててもいいの ?】


『もちろんよ。だって私はMさんの彼女なんだから・・安心して甘えてくれていいのよ。私は、その方がうれしい・・まだ言ってなかったんだけど、私、2ヶ月くらい前からピルを飲んでるの。初めてだから効き目とかがよく分からなくて、一昨日、すごく恥ずかしかったんだけど病院の先生にお話を聞きに行ったのね。そうしたら、もう効いてるはずだって。だからね。Mさんは私の中に出していいのよ。』


【・・R美・・・そんなにしてまで・・何で相談してくれなかったの? 】


『だって・・私がそうして欲しかったから・・勝手なことしてごめんなさい。でも、私の気持ち、分かってくれる ?』


【・・・うん。でも副作用とかが心配だから、もうこれ以上、続けて読むのはやめてね。】


『Mさんらしいね(笑)そうしていつも私の事ばかり心配してくれて』


【だって・・R美の体が心配なんだもん。大事な恋人の体を心配するのは当たり前のはことだろ ?】


『あっ ! 今、私を『大事な恋人』って言ってくれたね。うれしい!』


【今のR美の顔・・すごく可愛いよ】


『だって幸せなんだもん』


【ねぇ。R美・・R美が欲しくなって来ちゃったよ。】


『私も・・いっぱいして・・今日は私の中に・・』


【R美・・】


『Mさん・・』


世の中に存在する美しい線ばかりを集めて作り上げられたようなR美の体をむさぼるように求め続けたのです。
そこはいつものように灯りを落としたラブホテルではありません。真昼の陽射しに包まれた明るいベッドルームにも関わらず彼女は激しくあえぎながら私が求める退位に合わせて、例えば背後からの挿入には、限界まで脚を開き、これ以上は無理というほどヒップを突き出して破廉恥極まりないポーズで私を受け入れているのです。






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