この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
連攣鎖(つれづれぐさ)
第2章 初めて
父が『少し世の中のことを知れ』と、自分が読み終えた週刊誌を渡してきました。

それが何だったか覚えてはいません。
政治や経済のこと、日本や世界のことが書かれたもので、ごく真面目なものでした。

私はペラペラめくり読みして難しいしつまらないと、読んだフリをして、しばらくしたら返すつもりでベッドに置いておきました。

『読んでるか?』と父に聞かれるとわかっていたので、寝る前にペラペラとめくり読みする。そんな毎日でした。

文字ばかりの紙面が続く中、ふと小さな挿絵があるのを見つけました。

カメラが何かの側に置かれている絵でした。

気になって、私はそのページを読みました。
見開き2ページ分の文章で連載物らしく、話は途中からでしたが、
他のページと違い小説であることがわかりました。

父はそんなページがあることを知っていたのでしょうか。
知っていたなら、それが私にもたらせたものを知ったなら、きっと読むようには勧めなかったでしょう。


連載物の途中からで、ずいぶん昔のことですから、だいぶ細かいことは忘れてしまいましたが、筋だけは忘れません。
/358ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ