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連攣鎖(つれづれぐさ)
第15章 体位
んぁあっ…

彼は私がイッタのを見て、ゆっくりと腰を引く。

「やっぱり、お前の顔が見てイキたい。」

反転させられ、ベッド脇に膝立ちした彼に脚を抱えられ、挿入ってくる。
胸も愛撫され、ホッとしたところで彼が上り詰めていった。


出来る限り一緒にいるようにしてくれていたけど、微睡む程の時間はない。後儀もしっかりしてくれて、スッと布団から抜け出し、部屋を出ていく。

見送らせると寂しくなるからと自分で鍵をかけて出ていく。

気力のある時は、ベッドから出て、カーテンから顔だけ見せて窓越しにバイクに跨がる彼を見る。

見送らなくていいと言いつつ、メットを被る前に必ず振り向く彼に手を振る。

視界からバイクが消えると、裸のまま布団に潜る。

そんな日もあれば、すっかり眠ってしまい、(自宅に)つくよコールで目覚めることもある。

さすがに帰る場所が違うのだという瞬間は寂しくもなるけど、自由な時間があることもちょうど良かった。
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