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支配~control~
第8章 崩壊
「いえいえ…いつでも力になるから」
ニカッと歯を出して笑う陸さんは眩しくて、太陽みたいだった。
今の私には眩し過ぎるくらい。

「もう、大丈夫ですから」

改めて、その場を去ろうとしたら、また陸さんの言葉によって止められた。

「…あんな奴やめとけよ」

「…」

「俺だったら、茜ちゃんを泣かさない」

「…」

「俺だったら、ずっと笑わせてあげられる」

「…」

「俺が、君を幸せにしてあげるよ…」


「…ダメですよ」

「え?」

私は、振り返ってはっきりと言った。

「だめです…陸さん」

「そんなにあいつが良い?」

首を左右に振る。

「今、そんな優しくされたら…私、甘えてしまうから…」

「甘えたら良い」
と、腕を引き寄せられて、また私は陸さんの胸の中にすっぽりと埋められてしまった。

「俺に甘えたら良い」
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