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第9章 本当の気持ち

「やっ…ふぁ、ン…」
身体の間に腕を入れて離そうとしてみるけど、力が入らない。

「…んっ…はぁ……ぁｯ」
その勢いのまま床に押し倒された。

唇から離れた陸さんの唇が首筋を這う。
「…んっ、やぁ…」

貪りつく唇。

漏れる媚声。

玄関先で露わになっていく身体。

「陸…さんｯ…ぁっ、んｯ」

頂に吸い付かれて身体を捩る。

「…俺が忘れさせてやるから」
そう言うと、更に激しく吸い付いてきた。

「ぁっ…ｯ」