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支配~control~
第10章 支配
…ッ。
純さんの温もりが私を包む。
壊れ物を扱うように優しく。
「茜」
「純さん…」
純さんの心臓が動く音が耳に響く。
それはどくんどくんと少し早く脈打っていて、久しぶりに純さんを感じた。
「俺は…お前を壊してしまうかもしれない」
…私は、壊れない。
「真っ黒に染めてしまうかもしれない」
あなた色に染めて欲しい。
「あいつが...陸が言う、ちゃんとした愛を与えてやれないと思う」
あなたがくれるモノならなんでも良い。
…。
「…こんな、俺で良いのか」
「純さんが、良いの」
純さんの温もりが私を包む。
壊れ物を扱うように優しく。
「茜」
「純さん…」
純さんの心臓が動く音が耳に響く。
それはどくんどくんと少し早く脈打っていて、久しぶりに純さんを感じた。
「俺は…お前を壊してしまうかもしれない」
…私は、壊れない。
「真っ黒に染めてしまうかもしれない」
あなた色に染めて欲しい。
「あいつが...陸が言う、ちゃんとした愛を与えてやれないと思う」
あなたがくれるモノならなんでも良い。
…。
「…こんな、俺で良いのか」
「純さんが、良いの」