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支配~control~
第2章 天使と悪魔
「今日、やっぱ無理。明日埋め合わせする」
スマホを手にしてメッセージを送る。
あれからすぐに達した茜は、意識を失って、今、俺の腕の中で眠っている。
スヤスヤと眠るその寝顔は、まるで天使のようで…。
先ほどの天使の泣き顔を思い出す。
「俺は…悪魔だな」
枕元に置いてあるSevenStarsの箱から一本取り出しくわえる。
暗い部屋の中にライターの火が赤く浮かんだ。
大きく吸い込み、ふーっと息を吐く。
好きだ…。
真っ白な天使を黒く染めてしまうかもしれない。
それでも、この想いは止められない。
また大きく息を吸い込んだ。
スマホを手にしてメッセージを送る。
あれからすぐに達した茜は、意識を失って、今、俺の腕の中で眠っている。
スヤスヤと眠るその寝顔は、まるで天使のようで…。
先ほどの天使の泣き顔を思い出す。
「俺は…悪魔だな」
枕元に置いてあるSevenStarsの箱から一本取り出しくわえる。
暗い部屋の中にライターの火が赤く浮かんだ。
大きく吸い込み、ふーっと息を吐く。
好きだ…。
真っ白な天使を黒く染めてしまうかもしれない。
それでも、この想いは止められない。
また大きく息を吸い込んだ。