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支配~control~
第3章 好きの気持ち
「遅い」
テーブルで既に飲み始めている陸が俺の顔を見るなり叫ぶ。
朝方茜を家まで送り、その後普通に仕事をして、今、昨日のお詫びにと行きつけの店、ブルースカイに来ていた。
「昨日は悪かった」
一応謝りながら前の席に座った。
「ビールで良いよな」
と、陸は生ビールを2つ頼む。
暫くしてジョッキが運ばれて来て、俺たちは軽くカツンとぶつけてから口に運んだ。
「ぷはぁ…」
豪快に飲む姿は心の底から味わっているのがわかる。
「で、何なんだよ」
こいつが俺を飲みに誘う時はいつだって何かある。
「いやぁ…」
陸はとぼけた顔で飲み続けた。
俺もジョッキを口にすると、冷たく、生ビール独特の甘さが口を潤してくれる。
確かに、うまい。
テーブルで既に飲み始めている陸が俺の顔を見るなり叫ぶ。
朝方茜を家まで送り、その後普通に仕事をして、今、昨日のお詫びにと行きつけの店、ブルースカイに来ていた。
「昨日は悪かった」
一応謝りながら前の席に座った。
「ビールで良いよな」
と、陸は生ビールを2つ頼む。
暫くしてジョッキが運ばれて来て、俺たちは軽くカツンとぶつけてから口に運んだ。
「ぷはぁ…」
豪快に飲む姿は心の底から味わっているのがわかる。
「で、何なんだよ」
こいつが俺を飲みに誘う時はいつだって何かある。
「いやぁ…」
陸はとぼけた顔で飲み続けた。
俺もジョッキを口にすると、冷たく、生ビール独特の甘さが口を潤してくれる。
確かに、うまい。