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支配~control~
第5章 暖かい時間
…。
気付くと俺は1人でベッドに寝ていた。
「茜...」
確か、腕枕をしていたはず…。
やっと1つになって…。
茜も俺に強く抱き付いてくれた。
あれは…夢?
ふぅっと息を吐く。
その時、寝室の外から物音が聞こえて、慌てて起き上がった。
そのまま、寝室を出て、物音がする方へ急ぐ。
そして、キッチンを覗くと、探していた人影が見えて、俺はまた大きく息を吐いた。
「…何してんの?」
その問いに、その人影は驚いて振り返った。
「あ、起きたんですね」
どきっとする笑顔。
これ、反則だろ…。
動揺を隠して、俺は近付いてからまた同じ質問をした。
「ね、茜ちゃん、何してんの?」
「…朝ご飯…作ってました」
茜は照れた顔で、切り掛けの大根を指差した。
気付くと俺は1人でベッドに寝ていた。
「茜...」
確か、腕枕をしていたはず…。
やっと1つになって…。
茜も俺に強く抱き付いてくれた。
あれは…夢?
ふぅっと息を吐く。
その時、寝室の外から物音が聞こえて、慌てて起き上がった。
そのまま、寝室を出て、物音がする方へ急ぐ。
そして、キッチンを覗くと、探していた人影が見えて、俺はまた大きく息を吐いた。
「…何してんの?」
その問いに、その人影は驚いて振り返った。
「あ、起きたんですね」
どきっとする笑顔。
これ、反則だろ…。
動揺を隠して、俺は近付いてからまた同じ質問をした。
「ね、茜ちゃん、何してんの?」
「…朝ご飯…作ってました」
茜は照れた顔で、切り掛けの大根を指差した。