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Hounds of Love
第10章 男子校の先生
「はい、座って」
教室に入ると、私はいつもより大きい声で生徒たちに言った。
「じゃあ、この間の小テストの問題から説明していくからね…」

生徒たちは補習を受けているにも関わらず、ノートも何も出していない。
そんな態度に少しイラついて 教卓を叩く。
「早く準備して!!ちゃんと勉強しなさい!!」
そこまで言うと、1人の生徒、ハルくんが近付いてきて言った。
「先生…俺たちもっと違うこと教えて欲しいんだけど…」
他の生徒も私を取り囲むように近付いてくる。
「何言ってるの?早く席に戻って…ッン」
顎を持たれて唇を塞がれる。
「…んっ…ハァ…何するの?!」
きっと睨み付けてみるが、まるで気にする様子もなくハルくんが言った。

「ほら、女がどれだけ感じるか…とか教えてよ」

その言葉を合図に、生徒たちは私の動きを塞ぐ。
「…ッ、離しなさい、何してるの?…いい加減にしなさいよ…ッ」

「うっせーセンコーだな…」
シャツの上から胸を鷲掴みにされる。
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