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雨のち晴れ
第1章 曇り空
「あれ…誰」
いつもより低い声。

「同じクラスの田中くん。浩輔が来てくれるの一緒に待っててくれたんだよ」

「で、何してた」

「何してたって…ただ喋ってただけだよ」
ありのままを答えた。

浩輔は何も言わず、高校を卒業してすぐに覚えたタバコを吹かしながら荒々しく車を走らせた。


浩輔の機嫌が悪いことにはすぐ気付いたけど、特に何をする訳でもなく、助手席から外の風景を眺めていた。
だって…私は何も悪いことはしてないって思ってたから…。


けど、浩輔にとっては私のその態度が余計に腹立たしかったのかもしれない。

あの時、私があんな態度をとってなかったら、また今とは違う形になっていたのかもしれない。
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