この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
雨のち晴れ
第2章 荒れ模様

「どうだった?浩輔先輩電話出た?」
明日香に携帯を返すと、心配そうにこっちを見た。
「…んーん」
とだけ答える。
♪♪♪~。
その時、明日香の携帯が震え出した。
「…凛の携帯からだよ、きっと浩輔先輩だよ」
画面を確認してから携帯を差し出してくれる。
それを受け取り、通話ボタンを押す。
本当に浩輔…?
さっきまでの胸騒ぎが更に激しくなり、手が震えた。
「…もしもし?」
私の声に反応したのか、電話口から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「あ、凛か?」
「浩輔」
「お前携帯忘れてったから…」
「やっぱり…明日香に携帯借りて探してたの…良かった」
「今日会った時に返せば良いって思ってたんだけど、安心させてやろうと思ってさ」
浩輔の優しい声が返ってきて、私の心は落ち着く。
「浩輔、ありがとう」
「じゃあまた後で」
そう言って、電話が切れた。
「やっぱり浩輔先輩が持っててくれたんだ、良かったね」
本当に良かった…。
私はほっと胸を撫で下ろした。
明日香に携帯を返すと、心配そうにこっちを見た。
「…んーん」
とだけ答える。
♪♪♪~。
その時、明日香の携帯が震え出した。
「…凛の携帯からだよ、きっと浩輔先輩だよ」
画面を確認してから携帯を差し出してくれる。
それを受け取り、通話ボタンを押す。
本当に浩輔…?
さっきまでの胸騒ぎが更に激しくなり、手が震えた。
「…もしもし?」
私の声に反応したのか、電話口から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「あ、凛か?」
「浩輔」
「お前携帯忘れてったから…」
「やっぱり…明日香に携帯借りて探してたの…良かった」
「今日会った時に返せば良いって思ってたんだけど、安心させてやろうと思ってさ」
浩輔の優しい声が返ってきて、私の心は落ち着く。
「浩輔、ありがとう」
「じゃあまた後で」
そう言って、電話が切れた。
「やっぱり浩輔先輩が持っててくれたんだ、良かったね」
本当に良かった…。
私はほっと胸を撫で下ろした。

