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雨のち晴れ
第2章 荒れ模様
校門の前に、今日も浩輔の車がボボボ…と音を立てて止まっている。
やけに目立つその車に乗り込む。

「浩輔、携帯ごめんね…ありがとう」
私は手を差し出して返してくれるように促した。

でも、浩輔はそんなことお構いなしに車を走らせる。

「浩輔?」

「今日はどうだった?」
私の希望する答えを返してくれずに、質問を投げかけてきた。

「え…別に今日も、普通だよ」

浩輔は私のその答えに、ふーんとだけ言った。

…?

「今日は何しようか?」
また、携帯は返してくれず、質問を投げかけてくる。

「え、何でも良いよ」

「じゃ、とりあえず何か食べよっか」
浩輔はニコッとした笑顔を見せた。

その笑顔が、どこか冷たくて、ゾクッとした。
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