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第2章 荒れ模様

「お前良い加減にしろよ」

思い切りベッドに投げ捨てられる。

何。
何をそんなに怒ってるの？

蓮からきたメール。
そんなに怒る内容だった？
私が、彼を苛立たせてるの？

いつもそう。
何か解らないところでスイッチが入る。
浩輔が解らない。

「やっ...だ...やめ....」

私の抵抗なんてまるでないみたいに彼の暴力は続く。
彼の気が済むまでずっと...。
それは、まるで時間が止まったかのように感じる程長く、永遠に終わらないような錯覚に陥る。

「お前は俺の女だろ」
「あばずれみたいなことしてんなよ」

言葉と一緒に振り注がれる衝撃。
その度にジンっと熱を帯びる身体。

でも、もう痛いとかそういう次元じゃなくて。

私はただただ早く終われ...と願うことしか出来ない。