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第2章 荒れ模様

「っはぁ、はぁ...」

「...っ」

どれだけ時間が経ったんだろう。

「解ったらもう二度と他の男と関わるな」

「...っ」

身体中が痛い。
そのせいで言葉が出てこない...。

「解ったのかよ」

胸ぐらを掴まれて、グイッと身体を引き寄せられる。

「...は、ぃ...」

やっとの思いで絞り出す。

「解れば良いんだよ」

荒々しく唇を吸われる。

「...ゃ. っ」

それだけで身体中が悲鳴を上げてるのに。
浩輔はそんなことまるで気にならないように行為を続ける。

待っ、て..。
まだ、終わらないの...？

暴力が終わると、今度は前戯もなしに始められるそれ。

も、やだ...。

でも、もう涙なんて出てこない。