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雨のち晴れ
第3章 束の間の晴れ間
「俺にまでそんな顔すんな」

「え...」

「そんな貼り付けられた笑顔...」

「あ...」

やっぱり。
ちゃんと笑えてないんだね。

カァッと顔に血が上って頬が赤くなるのが分かる。

俯いて足先を眺める。
そこには痣だらけの脚。

帯びていた熱は引いたけど、痣は昨日よりもくっきりと青く広がっていた。

目頭が熱くなる。

「....ぅっ...」

「凛ちゃん、今日休みでしょ」
私の涙に触れずに蒼太くんが言った。
「着替えてオシャレしてデートでもしない?」

「え...」
蒼太くんの方を向くと、そこには明るく眩しい優しい笑顔があった。
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