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雨のち晴れ
第3章 束の間の晴れ間
「凛ちゃんは、どうしたいの?」
「...それが、分かんないんだよ...だから...っ」
...こんなのズルイよね。
自分でも解ってる。
でも、誰かに答えを求めたかった。
...。
私は....。
『別れろ』って言ってもらえたら...。
...別れられる?
『我慢しろ』って言われたら...。
我慢...出来るの?
...やっぱり、ズルイ考えだ。
結局、自分で出した答えじゃないとダメなんだ。
それが解っているのか、蒼太くんからの返事はない。
「...ごめん、蒼太くんに聞くことじゃないね」
「...」
「気にしないで」
黙って前を向き運転している蒼太くんに笑顔を向けた。
「...それが、分かんないんだよ...だから...っ」
...こんなのズルイよね。
自分でも解ってる。
でも、誰かに答えを求めたかった。
...。
私は....。
『別れろ』って言ってもらえたら...。
...別れられる?
『我慢しろ』って言われたら...。
我慢...出来るの?
...やっぱり、ズルイ考えだ。
結局、自分で出した答えじゃないとダメなんだ。
それが解っているのか、蒼太くんからの返事はない。
「...ごめん、蒼太くんに聞くことじゃないね」
「...」
「気にしないで」
黙って前を向き運転している蒼太くんに笑顔を向けた。