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買われる私
第2章 講習なんて聞いてない

「ちゃんと剥いて洗った方が後でフェラとかするとき嫌じゃないでしょ?それに客も喜ぶよ」

「はぁ。」



ため息混じりに返事をした。

風俗に手を出したのは、セックスが好きとかお金が好きとか、そんな理由じゃない。
ただつまらない毎日から逃げるため。


嫌でも相手をしなくては。


私は男に買われるんだから…



ももと岡田はバスタオルを巻き、部屋に戻る。


「この先は自由だよ。ただし客との本番、チンコは入れさせちゃダメ。それ以外なら好きにセックスして。」

「分かりました」

岡田の顔が近づいてきてキスをする。
舌がするりと侵入してくる。

「ん、はぁ」

感じてもいないのに声を出す。

美紗は、ももを全力で演じる。


唇が離れたと思ったら、岡田の顔は胸元まで下がっていく。



チュパ…チュチュ


わざとらしく音を出して胸の突起を愛撫する


「あっ、はぁ…んん」


「ピーチ、もっと感じて…」



岡田の声に寒気がする

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