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伝わらない想い
第7章 素直な気持ち
私の1日の始まりは世間一般の人より遅い。
朝日が高い所に昇りきってからゆっくり起き出す。
ふぅっと一つ大きく息を吐いてベッドから出た。
一人暮らしを始めてもうすぐ5年。
最初は全く出来なかった家事も今では卒無くこなせるようになってきた。
それでも好き嫌いはあって。
洗濯は好き。
料理も好き。
でも、片付けるのは嫌い。
熱したフライパンに卵を一つ割り落とした。
じゅぅっと音を立てて白身が踊り出す。
簡単にブランチを済ませて化粧をする。
いつからだろう。
自分を偽るようになったのは…。
鏡に映る姿を見つめた。
朝日が高い所に昇りきってからゆっくり起き出す。
ふぅっと一つ大きく息を吐いてベッドから出た。
一人暮らしを始めてもうすぐ5年。
最初は全く出来なかった家事も今では卒無くこなせるようになってきた。
それでも好き嫌いはあって。
洗濯は好き。
料理も好き。
でも、片付けるのは嫌い。
熱したフライパンに卵を一つ割り落とした。
じゅぅっと音を立てて白身が踊り出す。
簡単にブランチを済ませて化粧をする。
いつからだろう。
自分を偽るようになったのは…。
鏡に映る姿を見つめた。