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彼女と彼女の生活
第1章 出会うきっかけ

まだ日の登っていない日曜日の5:00
柔軟剤の香りと大智の香りが私を包み込む
「郁〜行ってくるわ、今日は俺んちに帰るから」
「うん、わかったよ。行ってらっしゃい!」
扉が閉まり、大智の残り香を微かに感じる
そして涙が頬をつたう
大智には彼女がいる
俺んちに帰るってことは、彼女の家に帰るってこと
同じ高校だった大智とは、高校1年の時に半年ほど付き合って別れた。
私が他の人を好きになったからだ
そして、私は高校を卒業し結婚した。
2年間の夫婦生活は楽しかった
でも、思っていたような幸せな生活は訪れず
夫は、浮気を繰り返し
最後には、他の女を選び私を捨てた。
途方に暮れた
高校を卒業し専業主婦になった私には何もなかった
1年バイトをし、考え看護の専門学校に行くことにした
何か資格を取って働きたかったからだ。
そして、21歳にして看護の専門学校に通い始めた
結婚してから夫がいい顔をしなかったのでSNSなどは殆ど使っていなかった
学校の友だちに聞きながらツイッターを始めた
すると気づいてくれた高校の同級生から20件ほどフォローが来た
その中に大智がいたのだ
私は、一番に大智にダイレクトメッセージを送った
なぜか大智と話したくて仕方がなかった
「大智?フォローありがとうね。」
すぐに大智から返事が来てLINEを交換した
最初は、他愛もない昔話や近況報告をしていた
会わなくても連絡をしているだけで楽しかった。
でも、話せば話すほど大智に会いたくなった。
連絡先を交換してから一ヶ月大智と映画に行くことになった
私は、とびきりおしゃれをして会いに行った。
自分でも、なんでこんなにはしゃいでいるのかわからないほどだった。
大智との5年ぶりのデートは完璧なほど楽しく充実したものだった。
それから数週間後私たちは付き合うことになった。
付き合う前に大智に彼女がいる事は知っていた
柔軟剤の香りと大智の香りが私を包み込む
「郁〜行ってくるわ、今日は俺んちに帰るから」
「うん、わかったよ。行ってらっしゃい!」
扉が閉まり、大智の残り香を微かに感じる
そして涙が頬をつたう
大智には彼女がいる
俺んちに帰るってことは、彼女の家に帰るってこと
同じ高校だった大智とは、高校1年の時に半年ほど付き合って別れた。
私が他の人を好きになったからだ
そして、私は高校を卒業し結婚した。
2年間の夫婦生活は楽しかった
でも、思っていたような幸せな生活は訪れず
夫は、浮気を繰り返し
最後には、他の女を選び私を捨てた。
途方に暮れた
高校を卒業し専業主婦になった私には何もなかった
1年バイトをし、考え看護の専門学校に行くことにした
何か資格を取って働きたかったからだ。
そして、21歳にして看護の専門学校に通い始めた
結婚してから夫がいい顔をしなかったのでSNSなどは殆ど使っていなかった
学校の友だちに聞きながらツイッターを始めた
すると気づいてくれた高校の同級生から20件ほどフォローが来た
その中に大智がいたのだ
私は、一番に大智にダイレクトメッセージを送った
なぜか大智と話したくて仕方がなかった
「大智?フォローありがとうね。」
すぐに大智から返事が来てLINEを交換した
最初は、他愛もない昔話や近況報告をしていた
会わなくても連絡をしているだけで楽しかった。
でも、話せば話すほど大智に会いたくなった。
連絡先を交換してから一ヶ月大智と映画に行くことになった
私は、とびきりおしゃれをして会いに行った。
自分でも、なんでこんなにはしゃいでいるのかわからないほどだった。
大智との5年ぶりのデートは完璧なほど楽しく充実したものだった。
それから数週間後私たちは付き合うことになった。
付き合う前に大智に彼女がいる事は知っていた

