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彼女と彼女の生活
第3章 宮姫
ラブホに行ったらやるものではないのか
やらないのになぜラブホに行くの

など私の頭は、ぐるぐると回っていた

まーそんな初々しい処女たちの頭がパンクしない程度の話が続いた


それからまた数ヶ月が立つと
宮姫は他のグループに行ってしまっていた

雪はまだ好きみたいでチラチラと宮姫の様子をみていた

ほんとに猫なのか犬なのかわからない子だった




ある日、宮姫からLINEがきた

『郁さん!雪は元気?』
郁さんとさん付けするあたりキュンとくる物がある
犬みたい
『宮姫のせいで落ち込んでるよ笑』

『え?まじ?どーすればいい』

ほんとに心配してんのかなぁ
宮姫は優しいのか優しくないのかわからない
心配するなら少し話してやればいいのに
そうゆうとこは鈍感なのか
たらしのくせに

『遊んであげたら?少しでも話すとかさ』

『うーん、そうかぁ。分かった!郁さんが遊んでくれたら雪とも遊ぶ!』

・・・え?私?
しばらく思考を巡らせた
どうゆう展開なのか整理してもあまりに
唐突すぎてわからなかった

既読をつけたことを公開しつつも返信を打たねばと考えていた
が次のメッセージで理性が崩された

『郁さんと、ラブホ行って楽しいことしたいな』

この時、もう大智とは自然消滅寸前
Hも数ヶ月なし
出会いもなし
自動的禁欲期間だった

だが、相手は雪の好きな人
仮にも友人の好きな人に、しかも女の子に欲情してしまう自分との葛藤

かろうじて残った
理性で返信を打つ

『だめだよ、友達の好きな人とはそんなとこ行けません〜!』

『郁さんのこと縛りたいな』



かろうじて残っていた理性も吹っ飛んだ
欲求不満
冬、人肌の恋しい季節
女の子と言う未知への興味

もう理性なんてどこかへ行ってしまっていた

でもそこは、年の功
『え〜何もしないならいいよ〜。お酒飲むだけとか』

『ん!決定!12/11どう?』

あれ〜あしらわれてるのはもしかして私?
ペースは完全に宮姫に
ペースを戻せない21歳欲求不満の私

どーなるかなんて予想は付いている
とにかく1週間後、、、楽しみだな
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