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彼女と彼女の生活
第3章 宮姫
彼女の名前は、宮姫(みやび)

初めて宮姫と言葉を交わしてから私は宮姫と毎日話している
なぜなら、宮姫が私達のグループに入ったからだ

雪は、毎日幸せそうな顔をして
宮姫のそばにいる

宮姫はとても気の利くいい子だった
とても女子をたぶらかすようには、、、
見えたが、とにかくいい子だった

雪は宮姫との時間が増えどんどん宮姫に惹かれていった
他のメンバーも雪の幸せそうな顔をみていると何も言えなかった

ある日宮姫がお昼に来なかった
雪に聞くと

「うーん、彼女さんのところかな・・・」

みんなが箸を止め唖然とした

私は耐えきれず聞いた
「え?彼女いんの?」

雪はうつむき悲しそうに答えた
「うん、いるみたい」

私は、私たちは
一斉に雪に問いかけたが
雪の答えは

「それでいいの。宮姫はそうゆう人だから好きになっちゃいけないって思ってる。」

みんな、雪の真剣な顔に黙るしかなかった
好きな人をすきになれなれず、それが女の子であるという複雑な事情に何とも言えない感情が沸いた





宮姫は、数日彼女とやらとお昼を食べていたらしいが
土日を挟んだ月曜日
私達のグループに帰ってきた

みんな宮姫に対して
嫌悪感や少なからずマイナスな気持ちを持っていた、、、はずだが
いざ、宮姫が近寄ってくると
みんな何も責められなくなった

「雪、ご飯!!!!えへへへ」

そう、宮姫は憎むに憎めないキャラなのだ

猫のようにどっかに言ったと思えば
ちゃんと戻ってきて犬のように甘える

宮姫は、なんの悪気もないようにみえる

みんなも私も、雪もそんな宮姫に何も責められなかった


宮姫は、それから何回か同じことを繰り返し
雪もみんなも、あーまたね、とわかるほどだった

雪は、宮姫がいないお昼には
宮姫とのデートの話をしていた

最初は、他愛もないカラオケやボーリングの話だった


しかし、宮姫がグループに来てから数ヶ月
雪の話は急展開した

雪は、恥ずかしそうに
「宮姫とチューしたの」
と告白しだした

みんなは、もうデートの話でそんな感じのこともしてんだろうとは感づいていた

「で?その後は?」
「ラブホに行ったの」
「そ、それで?」

「帰ったの」

「え?ラブホで何したの?」

「なにもしてないの」

処女たちは、そんなもんなのかなぁと納得したようだったが
私は意味がわからなかった
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