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友達でいるしかない
第4章 心友
自宅待機という自宅謹慎は何事もなく過ぎる。
その間、誰一人連絡してくる奴はいない。
分かっていたことだけに凹む。
校内でどんな噂になっているのか。
どれだけ話が大きくなっているのか。
それを思うと不安がどんどん大きくなる。
どういう顔で学校に行けばいいのか分からなくなる。
学校に行ったとしてどんな目で見られるか。
そう考えると学校に行けなくなる。
謹慎が終わり学校に行こうと学ランを見ると躊躇する。
自分を何とか奮い立たせて学ランに袖を通す。
いつも通り朝食を食べて玄関まで行きドアを開けようとドアノブを握る。
…
そこから動けなくなる。
ドアノブを握ったまま動けなくなった。
学校に行くのが怖い。
みんなが自分を見つめる目が想像できて一歩踏み出せなくなる。
そんな俺を母親は何も言わない。
頭をポンポンと叩きリビングに戻って行く。
俺は何も言わずに自分の部屋に戻るだけ。
毎朝起きると今日は学校に行こうと、思う。
思うけど怖くて同じ場所で止まってしまう。
こんなに自分が弱いとは思わなかった。
もう少し強いと思っていた。
まざまざと見せつけられた自分の弱さ。
二度と学校にいけないかもと思うと情けなくなった。
その間、誰一人連絡してくる奴はいない。
分かっていたことだけに凹む。
校内でどんな噂になっているのか。
どれだけ話が大きくなっているのか。
それを思うと不安がどんどん大きくなる。
どういう顔で学校に行けばいいのか分からなくなる。
学校に行ったとしてどんな目で見られるか。
そう考えると学校に行けなくなる。
謹慎が終わり学校に行こうと学ランを見ると躊躇する。
自分を何とか奮い立たせて学ランに袖を通す。
いつも通り朝食を食べて玄関まで行きドアを開けようとドアノブを握る。
…
そこから動けなくなる。
ドアノブを握ったまま動けなくなった。
学校に行くのが怖い。
みんなが自分を見つめる目が想像できて一歩踏み出せなくなる。
そんな俺を母親は何も言わない。
頭をポンポンと叩きリビングに戻って行く。
俺は何も言わずに自分の部屋に戻るだけ。
毎朝起きると今日は学校に行こうと、思う。
思うけど怖くて同じ場所で止まってしまう。
こんなに自分が弱いとは思わなかった。
もう少し強いと思っていた。
まざまざと見せつけられた自分の弱さ。
二度と学校にいけないかもと思うと情けなくなった。