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友達でいるしかない
第7章 時の流れ
卒業して2年。
学生時代と違って、時間の流れの速さに驚いた。
一日が24時間…
全く足りない。
次から次へと増えていく仕事の量にうんざりして何度仕事を辞めたいと思ったことか。
それでも踏みとどまれたのは会社の上司や同僚のおかげが多い。
上司には恵まれていると思う。
入社当時から色々と教えてもらって、何回俺のミスで休日出勤につきあわせたことか。
それでも文句ひとつ言わずにつきあってくれる。
本当にそれは感謝している。
今日も俺のミスで休日出勤。
上司・同僚巻き込んでの作業に申し訳なさ一杯で仕事を進める。
「篠宮くん。そっちの資料のグラフどれぐらいでできる??」
「え~っと…あと30分待ってください。それで何とか仕上げます。」
「慌てるなよ。慌ててミスったら意味がない。」
「はい。ありがとうございます。これ終わるまでコーヒーでも飲んでてください。終わったら声かけます」
「そうさせてもらうよ。何かあったら言ってくれ。手伝うから」
そういって他の人たちはソファーの方に移動して一息入れ始めた。
俺は火曜日に使う資料のグラフの最終チェックに入った。
これが終わったらすべての作業が終わる。
現在19時
間に合うだろうか…
約2年ぶり…
会いたいと思う。だけど怖いという方が勝っている気もする。
中々自分から連絡ができなくて卒業してから会っていない。
だから今日は俺にとっては良いチャンス。
それを自分のミスで逃したくはない。
今日の事情を知っている同期のみんなが自主的に手伝ってくれたのには本当に頭が下がる。
だから、中途半端な資料は作れなかった。時間がなくても100%でなくては駄目だった。
学生時代と違って、時間の流れの速さに驚いた。
一日が24時間…
全く足りない。
次から次へと増えていく仕事の量にうんざりして何度仕事を辞めたいと思ったことか。
それでも踏みとどまれたのは会社の上司や同僚のおかげが多い。
上司には恵まれていると思う。
入社当時から色々と教えてもらって、何回俺のミスで休日出勤につきあわせたことか。
それでも文句ひとつ言わずにつきあってくれる。
本当にそれは感謝している。
今日も俺のミスで休日出勤。
上司・同僚巻き込んでの作業に申し訳なさ一杯で仕事を進める。
「篠宮くん。そっちの資料のグラフどれぐらいでできる??」
「え~っと…あと30分待ってください。それで何とか仕上げます。」
「慌てるなよ。慌ててミスったら意味がない。」
「はい。ありがとうございます。これ終わるまでコーヒーでも飲んでてください。終わったら声かけます」
「そうさせてもらうよ。何かあったら言ってくれ。手伝うから」
そういって他の人たちはソファーの方に移動して一息入れ始めた。
俺は火曜日に使う資料のグラフの最終チェックに入った。
これが終わったらすべての作業が終わる。
現在19時
間に合うだろうか…
約2年ぶり…
会いたいと思う。だけど怖いという方が勝っている気もする。
中々自分から連絡ができなくて卒業してから会っていない。
だから今日は俺にとっては良いチャンス。
それを自分のミスで逃したくはない。
今日の事情を知っている同期のみんなが自主的に手伝ってくれたのには本当に頭が下がる。
だから、中途半端な資料は作れなかった。時間がなくても100%でなくては駄目だった。