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友達でいるしかない
第9章 幸せの始まりは…
暖かい温もりが俺を包み込み、腕の中でモゾモゾと動く。
『あ~・・・やっと手に入れたんだ』
と実感する。
長い長い片思い。
歯車がかみ合わず、彼女に自分の気持ちを伝えるのに何年かかったんだろう・・・
友達でいることでしか彼女の側にいることが叶わないと諦めてた。
それでも良いと思ったこともあった。
だけど、諦め切れなかった。
諦めないでよかったと思う。
今、この瞬間、彼女は俺の腕の中にいる。
長年思い続けてきた気持ちが報われた。
この手を絶対に離さない。
どんなことがあろうとも、つないだこの手を離すことはしない・・・
腕の中の彼女が俺の背中に腕を回して胸元にスリスリしてくる。
幸せすぎる…
「どうした?」
彼女は一瞬動きを止めて恥ずかしそうに顔をあげる。
「んっ…夢じゃないんだなって思って…」
その、はにかんだ顔がたまらない。
俺は彼女を包んでる腕に力をこめる。
「うん。夢じゃない…俺はここにいる。ずっと文香の側にいる。文香…始めてをありがとう…そして、俺が最初で最後の男になるから…だから、ずっと側にいて。」
一生に一度のプロポーズ
文香は迷いもなく答えてくれる。
「うん。私はずっと則孝の味方だから傍にいる。…だから則孝もずっと私の味方でいてね…離さないでね」
『あ~・・・やっと手に入れたんだ』
と実感する。
長い長い片思い。
歯車がかみ合わず、彼女に自分の気持ちを伝えるのに何年かかったんだろう・・・
友達でいることでしか彼女の側にいることが叶わないと諦めてた。
それでも良いと思ったこともあった。
だけど、諦め切れなかった。
諦めないでよかったと思う。
今、この瞬間、彼女は俺の腕の中にいる。
長年思い続けてきた気持ちが報われた。
この手を絶対に離さない。
どんなことがあろうとも、つないだこの手を離すことはしない・・・
腕の中の彼女が俺の背中に腕を回して胸元にスリスリしてくる。
幸せすぎる…
「どうした?」
彼女は一瞬動きを止めて恥ずかしそうに顔をあげる。
「んっ…夢じゃないんだなって思って…」
その、はにかんだ顔がたまらない。
俺は彼女を包んでる腕に力をこめる。
「うん。夢じゃない…俺はここにいる。ずっと文香の側にいる。文香…始めてをありがとう…そして、俺が最初で最後の男になるから…だから、ずっと側にいて。」
一生に一度のプロポーズ
文香は迷いもなく答えてくれる。
「うん。私はずっと則孝の味方だから傍にいる。…だから則孝もずっと私の味方でいてね…離さないでね」