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サイドストーリー7
第5章 セカンドラブ
愛してるって言葉は、永遠じゃない。
毎日毎日、挨拶のように愛してると言われ
俺も愛してると応えてきた。
俺のために仕事をやめて、俺のために毎日を送っているしおりは
この上なく大事な人で、愛してるなんてありきたりの言葉じゃ表しきれない。
それでもそれ以上の言葉が見つからなくて
愛してると言われて嬉しくなって
愛してると心から伝えてきた。
でも、言葉は形のないもので
口から発してお互いの耳に入った途端、泡のように消える。
その儚さを求めて人は心を伝えあう。
どんなにどんなに伝えあっても、その言葉は形には残らなくて
自分の心にそっと大事にしまいこむ。
しおりが記憶をなくして
俺の数々の『愛してる』をしまった心の引出しに鍵を閉め
俺に、その素敵な言葉を言ってくれなくなった。
毎日毎日、挨拶のように愛してると言われ
俺も愛してると応えてきた。
俺のために仕事をやめて、俺のために毎日を送っているしおりは
この上なく大事な人で、愛してるなんてありきたりの言葉じゃ表しきれない。
それでもそれ以上の言葉が見つからなくて
愛してると言われて嬉しくなって
愛してると心から伝えてきた。
でも、言葉は形のないもので
口から発してお互いの耳に入った途端、泡のように消える。
その儚さを求めて人は心を伝えあう。
どんなにどんなに伝えあっても、その言葉は形には残らなくて
自分の心にそっと大事にしまいこむ。
しおりが記憶をなくして
俺の数々の『愛してる』をしまった心の引出しに鍵を閉め
俺に、その素敵な言葉を言ってくれなくなった。