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サイドストーリー7
第5章 セカンドラブ
愛してるって言葉は、永遠だと思っていた―――
言ってくれたその言葉は、いつでも鮮やかに心から引き出せると思っていた。
でも、もう、しおりの口から新しい『愛してる』を聞かなくなってどれぐらい経ったのか。
もちろん、今までの『愛してる』が色あせることはないけれど
それでも新しい『愛してる』を欲しがる俺がいる。
毎日隣で眠るしおりをそっとそっと抱きしめる。
そして―――
そっと・・・そっと
しおりのひたいにキスをする。
「おやすみ。しおり」
それだけ言って
俺から離れないように、離さないようにそっとそっと抱きしめる。
その名前さえ、呼べなくなる日が来るなんて
思いもしなかった。
『愛してるよ』
心でそう呟いて、今日も2人は同じベッドで・・・眠りに落ちる。
END*******
言ってくれたその言葉は、いつでも鮮やかに心から引き出せると思っていた。
でも、もう、しおりの口から新しい『愛してる』を聞かなくなってどれぐらい経ったのか。
もちろん、今までの『愛してる』が色あせることはないけれど
それでも新しい『愛してる』を欲しがる俺がいる。
毎日隣で眠るしおりをそっとそっと抱きしめる。
そして―――
そっと・・・そっと
しおりのひたいにキスをする。
「おやすみ。しおり」
それだけ言って
俺から離れないように、離さないようにそっとそっと抱きしめる。
その名前さえ、呼べなくなる日が来るなんて
思いもしなかった。
『愛してるよ』
心でそう呟いて、今日も2人は同じベッドで・・・眠りに落ちる。
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