この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サイドストーリー7
第19章 素肌のままで③
寒いけどものすごく気持ちのいい日曜日。
そろそろ神戸に来て1年。
三浦さんが「1周年記念のご飯でも食べに行こか?」といって私を連れ出した。
思いつきのように、連れて来てくれたけど
このお店は、横浜ホールディングに契約社員で行っていた時に
三浦さんが連れて来てくれたフランス料理のお店で
社員の女の子が、予約じゃないと無理だと言っていたお店だ。
あの時と同じように、三浦さんは今日も予約をしてくれていたに違いない。
でも三浦さんはそんな事は私には決して言わないで2人で美味しく食べた後、
1年ぶりに六甲山天覧台に行った。
また真冬の六甲山だ。
「あったかなったら来よって言ってたのに色々忙しくって来られへんかったな」
忙しい三浦さんはそれでも休みのたびに私を神戸に案内してくれた。
「神戸には、なれた?」
「はい」
「ここで・・・一生、過ごしてもえぇって思えた?」
「・・・はい」
「まぁ・・海外転勤になるかもしれんけどな」
「あの」
そろそろ神戸に来て1年。
三浦さんが「1周年記念のご飯でも食べに行こか?」といって私を連れ出した。
思いつきのように、連れて来てくれたけど
このお店は、横浜ホールディングに契約社員で行っていた時に
三浦さんが連れて来てくれたフランス料理のお店で
社員の女の子が、予約じゃないと無理だと言っていたお店だ。
あの時と同じように、三浦さんは今日も予約をしてくれていたに違いない。
でも三浦さんはそんな事は私には決して言わないで2人で美味しく食べた後、
1年ぶりに六甲山天覧台に行った。
また真冬の六甲山だ。
「あったかなったら来よって言ってたのに色々忙しくって来られへんかったな」
忙しい三浦さんはそれでも休みのたびに私を神戸に案内してくれた。
「神戸には、なれた?」
「はい」
「ここで・・・一生、過ごしてもえぇって思えた?」
「・・・はい」
「まぁ・・海外転勤になるかもしれんけどな」
「あの」