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美術教師の羞恥奴隷
第41章 準備 ■早耶香編②■
 陰毛がほんの僅かに生えかけている恥丘をじっくりと見入りながら、藪下が言う。

「うむ、前回の剃毛からまだ日が浅いので、陰毛は少ししか生えていないな。このくらいなら問題ないだろう」

 恥ずかしい部分を見られた上に、こういう発言までされて、早耶香の顔色は赤みを増す。

 ただ、早耶香がどうにか耐えることができていたのは、「前回の出来事は全て、自らと俊哉が興奮して暴走した結果だ」と勝手に思いこんでいたからだ。

 この場には、俊哉も他の男子もいないので、「いるのは先生だけだし、何も起こらないはず。後は私が変な気分にならないよう、気をつけるだけ。もしそんな気分になっても、まさか先生が私に襲い掛かるようなことはなさらないだろう」という、これまた別の楽観論を早耶香は抱いていたのだった。




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