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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第5章 乱暴でもいいから、奪って
しのは驚きに目を丸くして堺の腹の下の隆起を見た。
堺はそれに気付き優しく笑うと、しのの頬に触れる。
「何故こうなってるか……分かるよね」
「――っ」
「欲しくて欲しくて堪らないって、暴れてるんだよ……」
小さな子供に絵本を読み聞かせするかの様にゆっくりと言う堺だが、本心は今すぐにでも彼女のショーツを剥ぎ取って突き刺したかった。
長い間女性に触れて居なかった彼の欲望は今や爆発寸前にまで大きくなっている。
躊躇いを無くした今の堺には先程までのオドオドした様子は一切ない。
優しげな表情の奥に見え隠れする大人の男の鋭さに、しのは胸を高鳴らせた。

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