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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第6章 身体が先か、恋が先か――
「堺さん、ちゃんと服を着て寝てくださいね。それから――」
顔を真っ赤にしたり青くしたり、挙動不審な堺を見て、しのは「ねえ、私を抱いたのは少しでも私を好きだって思ったからなの?」と、今すぐにでも駆け寄って問い詰めたくなるが、行動に移すには今の彼女は冷静過ぎた。ほんの少し前まで身体中に籠っていた熱は急激に冷めて、残るのは鈍い疼痛だけ。彼の無邪気な瞳を見ると胸の奥がジワリと暖かくなるのと同時に、痛くなる。貫かれた柔らかな花芯以上に、痛む――
「そっ……それから、何かなっ?」
堺は何とかして立ち上がり、彼女を抱き締めようとするが、しのに避けられ、勢い余って壁に顔面を強打する。額を壁につけたまま、ずるずると堺はへたりこんだ。
顔を真っ赤にしたり青くしたり、挙動不審な堺を見て、しのは「ねえ、私を抱いたのは少しでも私を好きだって思ったからなの?」と、今すぐにでも駆け寄って問い詰めたくなるが、行動に移すには今の彼女は冷静過ぎた。ほんの少し前まで身体中に籠っていた熱は急激に冷めて、残るのは鈍い疼痛だけ。彼の無邪気な瞳を見ると胸の奥がジワリと暖かくなるのと同時に、痛くなる。貫かれた柔らかな花芯以上に、痛む――
「そっ……それから、何かなっ?」
堺は何とかして立ち上がり、彼女を抱き締めようとするが、しのに避けられ、勢い余って壁に顔面を強打する。額を壁につけたまま、ずるずると堺はへたりこんだ。

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