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熱・愛・契約~熱・愛・事変
第7章 女帝との対面
「一体これはどういう状況なんだ……」
今日一日のうちに起こったことを整理して考えを纏めようとするが、不意に目の前のドアが勢いよく開き、項垂れていた堺の頭を直撃した。
「あっ!ご、ごめんなさいっ!」
頭の中に星が飛び、花畑が見えて、その向こうには天使が佇んでいるーーと思ったら、しのだった。
堺は痛みを忘れ、ガバッと身体を起こした。
「し……しのちゃんっ」
「大丈夫?コブが出来ちゃったかしら……」
しのは堺の後頭部にそっと手で触れ、泣きそうに顔を歪める。石鹸の香りが鼻腔を擽り、彼は総毛立つ。

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