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奴隷飼い
第2章 忠誠心
何故あの時、嫌いな筈の男を買ったのか…。


もう男を寄せ付けなくなってから20年以上経つ。
笑みを見せれば、必ず男が寄って来る程の美貌を持つが、近くに寄られたくないから笑みを投げ捨てた。


それだけ男が嫌いで、未だ生娘を貫き通しているが……初めて一人の男に目を奪われた。


ステージに引き摺り出された5人の男達。皆みすぼらしく、SSクラスとは思えない位の汚さだったが、顔は一様に美形。


だが、不安・恐怖・死に怯えた表情を浮かべる若者の中に、一人だけ違うオーラを持つ者がいた。


皆逃げ腰にも関わらず、逃げる気配もなく堂々と立ち、上から貴族達を睨み付けるその表情。


野性的な獣の様な眼差しだが、何か違う。
何処か寂しそうで、でも何にも屈しないと腹を括った男の鋭い眼。
その瞳に心を握り締められたかの様だった。
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