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第5章 薔薇の蕾が開く時

「エオ…スッ！もっと…もっとぉ！」


声なんて抑えられない。
深夜の見回りの召し使いが来たらと考えていたが、もうそんな余裕はない。


「あぁ、くぅっ！ダメ…もうダメェ！」


「旦那様っ…！俺に慈悲をっ！」


「あっ、ひっ…！ああぁーーっ！！」


「ふっ…くっ！！」


全身を震えさせ果てるシェリルの、腹から秘部にかけて注がれた温かい液体。


達する時は一緒と、我慢に我慢を重ねたエオスは、満足そうに主人の太ももを枕に、息を上げていた。