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奴隷飼い
第8章 奴隷からの屈辱
「つっ…!!」
「良いか、指一本でもあの方に触れてみろ……必ず殺してやるっ!」
下から目を見開いて威嚇して来る姿に、悪魔を見た様な気がした。
この女は、シェリルを愛している。その異様な怒りが物語っていた。
負けじと睨み付けるエオスを突き飛ばすと、鼻息を荒くして去って行った。
「っ…てぇ…!」
女の平手など簡単に交わせる。だが、わざと喰らったのは、シェリルに気付かせる為。
あの悪魔に犯され始めたアリスの所業を、主人に訴える為だった。
馬鹿力のせいで切れた口の脇に滲む血を拭い、エオスは足早にシェリルの元に急いだ。
「良いか、指一本でもあの方に触れてみろ……必ず殺してやるっ!」
下から目を見開いて威嚇して来る姿に、悪魔を見た様な気がした。
この女は、シェリルを愛している。その異様な怒りが物語っていた。
負けじと睨み付けるエオスを突き飛ばすと、鼻息を荒くして去って行った。
「っ…てぇ…!」
女の平手など簡単に交わせる。だが、わざと喰らったのは、シェリルに気付かせる為。
あの悪魔に犯され始めたアリスの所業を、主人に訴える為だった。
馬鹿力のせいで切れた口の脇に滲む血を拭い、エオスは足早にシェリルの元に急いだ。