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第5章 姉弟奴隷、デビュー

秘密クラブデビューの夜、麗と健は前日健が研修を受けた一番奥のＳＭルームで客を待っていた・・・ドアの前にふたり並んで正座して、夫婦で麗と健を貸し切った客を待っていた。

ふたりの格好はもちろんスケスケの黒のブラとＴバックにガーターベルト、網ストッキング・・・だが研修の最後に剃毛されてふたりともパイパンなのと、緊張で縮こまった健のペニスが女物の下着に収まっているのが昨日の研修開始時とは違っている。

実は最初はサロンでお披露目の予定だったのだが、エリカとアンナの報告を聞いて「この姉弟は金になる」と判断した芹沢が夫婦揃って好き者で特に夫人が「可愛い男の子が大好物」の本城夫妻に話を持ちかけ、夫妻は芹沢の目論見通りに高額の特別料金を払って麗と健の貸し切り利用を希望したのだ。