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第30章 受け入れがたい事実・優大

蒲団に入ってから考えました。

何れにしても入籍している事だし
テン子の産んだ子供は
俺の子です。

種が誰であろうと
俺の子供に間違いありません。

今更、テン子を問い詰めた
ところで藪蛇になる事、
必定です。

テン子のお腹の子は俺の子である
と信じる事にしました。

俺の可能性が１００％ない
訳ではないのですから。

その後、大きくなるテン子の
お腹を見ていると我が子への
愛情が大きくなって行きました。

男の子であろうが
女の子であろうが
誰の種であろうが
関係ないです。

生まれて来る子共は俺の子です。

２月２３日テン子と俺の
第一子が生まれました。

女の子でした。

武田凛の誕生です。