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彼女の秘密
第20章 最後のSEX・優大
次の日の朝、テン子が作る最後の
朝食を食べて玄関で最後の抱擁と
キスを交わしました。

「じゃ~、行って来るから」

「待ってるよ。テン子の帰りを」

「手紙書くね」

「毛3本、ヨロシク!」

「何なのよ~、
感動の別れだったのに~」

「湿っぽいのは嫌だから」

「そうね。明るく別れよう」

「また会えるんだから~」

「浮気は絶対禁止!」

「まだ、言うか?
しないって~」

「もし、したら
私もするから!」

おいおい、現実に今
してるじゃないか・・・。

「ブー、アハハハハハハハ」

あまりに可笑しくって
声を立てて笑ってしまいました。

「どうして笑うのよ?」

「お互いに愛し合ってる事が
分かってるのに同じ事を
何回も繰り返してるからさ」

「じゃ~、行くわ」

そう言って
テン子は出て行きました。
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