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彼の秘密
第1章 出会い
そんなこんなで話をしてたらあっという間に最寄り駅に着いた。
「あっ、先輩ここで俺降りますね」
すると先輩も付いてきた。
「へぇ、一緒なんだ。俺もここだよ」
「そうなんですか?じゃあ、これからも一緒になるかもですね」
「そうだね・・・また明日ね雫」
頭に手を置かれた。
なんだか、じんわり胸が熱くなった。
ホームを抜け、道に出ると先輩はどうやら自分とは反対方向らしく別れた。
空を見上げれば綺麗な星空が広がっていて、久々にまともに空を見上げたなぁと染々と思う。
「ただいまぁ」
家に帰れば、母が実花のごはんを見ていた。
実花は年の離れた妹で4歳という可愛い時期だ。
シスコンといわれても仕方ないくらいだと思うほど。
「お帰りご飯は?」
「うーん、今日は良いかな。食べてきたし。」
「そう、あっ!そうそう今日ゼリー買ってきたから」
という報告に俺は喜んだ。
「えっ、まじ!ミカンは?」
「もちろんあります。」
と、したり顔でいう母。
「ありがとう!後で食うわ。」
「じゃあ、その代わり実花のご飯視ててくれる?
お父さんの食事用意するから」
「りょうかーい」
「あっ、先輩ここで俺降りますね」
すると先輩も付いてきた。
「へぇ、一緒なんだ。俺もここだよ」
「そうなんですか?じゃあ、これからも一緒になるかもですね」
「そうだね・・・また明日ね雫」
頭に手を置かれた。
なんだか、じんわり胸が熱くなった。
ホームを抜け、道に出ると先輩はどうやら自分とは反対方向らしく別れた。
空を見上げれば綺麗な星空が広がっていて、久々にまともに空を見上げたなぁと染々と思う。
「ただいまぁ」
家に帰れば、母が実花のごはんを見ていた。
実花は年の離れた妹で4歳という可愛い時期だ。
シスコンといわれても仕方ないくらいだと思うほど。
「お帰りご飯は?」
「うーん、今日は良いかな。食べてきたし。」
「そう、あっ!そうそう今日ゼリー買ってきたから」
という報告に俺は喜んだ。
「えっ、まじ!ミカンは?」
「もちろんあります。」
と、したり顔でいう母。
「ありがとう!後で食うわ。」
「じゃあ、その代わり実花のご飯視ててくれる?
お父さんの食事用意するから」
「りょうかーい」