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彼の秘密
第12章 憂鬱
「・・・」
むくりと体を起こした。
窓からは日差しはなく、月明かりが差し込んでいた。
いつのまにか寝てたみたい。
体がだるい。
寝すぎたかな
下に行こうとした時手に湿った感触がした。
見ると枕で、触ると濡れてた。
もしかして泣いてたのか
顔洗ってこ
鏡で自分の顔を見たら、涙の筋が出来てて情けない気持ちになった。
水が気持ちいい。
このまま嫌なことも流れてくれればいいのに
きゅっと蛇口をひねって水を止める。
まだ気だるさが抜けなかったけど、母さんに何か言われるのも面倒なので下に降りていった。
むくりと体を起こした。
窓からは日差しはなく、月明かりが差し込んでいた。
いつのまにか寝てたみたい。
体がだるい。
寝すぎたかな
下に行こうとした時手に湿った感触がした。
見ると枕で、触ると濡れてた。
もしかして泣いてたのか
顔洗ってこ
鏡で自分の顔を見たら、涙の筋が出来てて情けない気持ちになった。
水が気持ちいい。
このまま嫌なことも流れてくれればいいのに
きゅっと蛇口をひねって水を止める。
まだ気だるさが抜けなかったけど、母さんに何か言われるのも面倒なので下に降りていった。